大腸がんリスク検査とは?
大腸がんリスク検査は京都府立医科大学 消化器内科教室との共同研究により得られた成果(※)を元に開発された新しい検査法です。一回の採血で、早期を含む大腸がんのリスクが確認できます。血液中の複数の血中ペプチドを最新の質量分析装置により測定し、大腸がんリスクを確認します。検査に先立つ食事制限は必要ありません。また、また痔出血や消化管出血のため便潜血検査をあきらめている方や、内視鏡検査に抵抗感のある方にも広く受検頂けます。
※ Uchiyama, K et al. "Peptidomic analysis via one-step direct transfer technology for colorectal cancer biomarker discovery." J. Proteomics. Bioinfom. (2015) S5-005.
測定マーカーについて
大腸がんの発症により血液中で増減する4種類のペプチドが発見されました。
これらのペプチドは大腸がんの病態に関わるタンパク質が特異的なプロテアーゼによって断片化されて生じたものです。ここから複数のペプチドを選抜し、リスクマーカーとして測定します。